- 遺言相続
Q.相続の法律相談には何を持っていけばいいでしょうか?
2022.03.18
相続人の立場でのご相談の場合に、持ってきてもらった方がよい資料は以下のとおりです。
①遺産に関する資料
預貯金の通帳、保険証券、不動産登記簿、名寄帳、固定資産税評価証明書等
・名寄せ帳、固定資産税評価証明書は、被相続人の居住地の役所で取得できます。
・不動産登記簿は、法務局で取得できます(法律相談中にインターネットで登記情報を取得することもできます)。
②相続関係に関する資料
戸籍謄本、除籍謄本、原戸籍等
・相続人の人数、相続関係図がどのようなものかは、法律相談での助言の方向性に大きく影響します。
・親子、兄弟の相続であれば、相談者の方のお話でまず間違いありませんが、叔父、叔母等に相続関係が広がっていくと思わぬ見落としが生じることがありますので、資料が大切です。
③他の相続人との連絡に関する資料
他の相続人との手紙、メール等
・従来の協議の方向性を確認するために必要ですし、弁護士受任前の交渉には当事者の生の情報が含まれていることがありますので、重要です。
※これらの資料があった方が法律相談でより具体的な助言ができます。これらの資料がない場合には、受任後に代理人として資料を収集していきますので、法律相談には資料なしにお越し頂いても大丈夫です。